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 被害者になって初めて自身が加害者だったことを知りました


無農薬の理由
防蟻会社勤めていた頃(3社・20年間)は、来る日も来る日も湿ったくもの巣だらけの床下にもぐり、何の因果でこんな仕事を……と、ずい分と嘆いておりました。思えば、いろいろなことがありました……。

防蟻剤が、環境と人体にとてつもない負荷を与えるということを、仕事を始めて20年目に知りました。 私の場合は、11年目に発症しました(個人差がかなりあるようです)が、当初は薬害と気づかず仕事を続けていたため、相当なるダメージを受けました。今現在も完治には至っておりません(詳しくは『私を襲った薬害』参照)。

20数年前に問題意識を持った市民団体の皆さんや、農薬をはじめ、化学物質の薬害に詳しい北里大学病院のドクターに巡り合い、様々な啓発を受け、そして限りなく人体と環境に負荷のかからぬ無農薬の防蟻剤を開発し、杉並で会社を興しました。以来、20年、多くの人に支えられ、シロアリ予防、駆除の仕事をさせて頂き、その数も10.000棟以上となりました。

今、多くのお客様に喜んでいただき、充実感、達成感を感じておりますが、素材に関しては未だ発展途上と考えております。

業界総体が良き方向に行くように願い、その一端を担うことがわが使命と思いつつ頑張ってまいります。




薬剤について


まず薬剤についてですが、1986年迄は有機塩素系のクロルデンが使用されていました。人体と環境に大変な負荷がかかるとの事で使用が禁止されました。その後、有機リン系のクロルピリホスという成分の防蟻剤が主流となりましたが、しかし、これも数年前、使用が不可となり、現在はピレスロイド系、及び、ネオ・ニコチノイド系の防蟻剤が大いに使用されています。当然、成分は農薬系のもので、相当なる負荷を身体にも、環境にも与えるものです。

私も、その毒性については、お客様の反応もさる事ながら、自分自身が身を持って体験しております。かなりの個人差が有るものの、その害毒は、実に破壊的なものがあります。
反応も、(急性)、(亜急性)、(慢性)と、人により多少の異なりがあります。
急性・亜急性では、耐え難い臭気、吐き気、めまい、悪心…などの症状が現れ、慢性中毒では、薬剤にある程度、順応、適応して、3年、5年、10年後と言う期間で症状が現れる場合があります。
持病や、加齢から来るところのものと、複合的、総合、合併的に絡んだ場合、その体調の悪さと薬剤との因果関係を裏付ける事は、とても困難となります。

特に、同業者達は、すでにかなり順応、適応状態に有るはずです。症状の出ない方々も、潜在、潜伏期間であって、いずれ顕在化するのは、時間の問題と思われます。この薬害については、様々な方々が自身の体験を話しておりますが、肉体だけでなく、精神的にも、生命にヒビを入れていくと訴えています。かつて自身が、そうであったように、
“知らない”と言う事の恐ろしさをイヤと言うほど知りました。

自身も被害者で有ったと同時に、加害者でもあった訳です。


薬剤メーカーの言っている事、そして農林系大学教授達のお墨付きなどは、それ相応に受け止めるべきと思います。
年間、60万トンの農薬が日本列島に散布されています。
防腐、防蟻、害虫駆除と言う名目で、各家庭は元より、田畑で、樹木に、果実に、ビルに、公共の施設に、地下鉄に、バスに、新幹線に、河川敷に、公園に…。
人の心も、環境も、今、悲鳴を上げています。
関係者における ※『人と環境にやさしい薬剤です』の言葉に気を付けて下さい。全てに近い程、農薬系ですから。


慢性有機リン中毒の症状


慢性有機リン中毒の症状
石川哲作成『現代農業』1982年6号37ページより
詳しくは『農業毒性の事典』(三省堂)を参照してください。



普通物と呼称されているものとは


※LD50とは?(ラットの半数致死量)
複数のラットにある物質を投与し、半数のラットが死亡した時点での投与量。つまり数値が少ないほど少量で半数のラットが死亡したということ。単位はmg/kg。
普通物と呼ばれるもの 総身体負荷量と化学物質過敏症の発症
総身体負荷量と
化学物質過敏症の発症



住まいの中で汚染される


◇有機リンは、心身を狂わせる
有機リンの毒性は、心と身体の奥深くまで作用してくる。まず、眼や耳、においなどの感覚器官や自律神経の働きに異常が生じ、身体や心のバランスが狂っていく。そのほか、中枢神経(脳)や免疫系・内分泌系にも影響は広がっていく。しかし、なによりも恐ろしいのは、有機リンによって引き起こされる精神症状だ。体験してみてわかったが、魂の奥深く、人間の本質的な尊厳や生命力にまでヒビを入れてしまうのが、有機リンの毒性だ。

この精神症状は、新しいマンションを契機に私たちにも始まった。2〜3日で頭がどんよりとして身体が重くなり、判断力が鈍ってきた。動揺しやすく、きっかけもなく突然絶望感に襲われたり、異様に気分が高揚したりと、情緒不安定な状態がしばらく続いた。
ものごとを自分で判断したり、行動するのが億劫になり、自分の考えや意見に確信をもてなくなってくる。うっかりしていると、自分で考えることを放棄して機械的に人の指示に頼ってしまいそうな、ロボットのような精神状態におちいってしまった。そうかと思えば、突然活動的になって、動きまわる。こういうときは、いつもの自分にもどったと勘違いするのだが、身体や思考能力がともなわないので焦り出し、また不安が高まる。イライラして、怒りっぽくなり感情の抑制がきかなくなることも多かった。

この状態で精神科や神経内科にかかれば、間違いなく、ヒステリー・神経症・そううつ症のどれかに診断されていただろう。身体的な症状とあわせてみれば、不定愁訴・慢性疲労症候群・自律神経失調症といった病名をつけられることになる。
『住まいの複合汚染』(三一書房)より抜粋・転用




化学物質過敏症とは?


『一化学物質過敏症患者から見た今の家づくり』- 牧野 恵津子 -

牧野 恵津子(まきの・えつこ)
1989年、子どもの通う小学校での、ずさんな農薬使用に疑問を持ち、反農薬東京グループと共に、様々な問題に取り組み始めた。
学校校庭の無農薬管理、給食の無農薬野菜の導入、プール腰荒い槽塩素使用の廃止、町会の農薬配布中止。空中での農薬散布・ゴルフ場新設の反対運動、シックハウスへの啓発、ダイオキシン・ゴミ問題運動を経て現在化学物質過敏症ネットワーク(CSネット)運営。
和服への造詣も深く、こだわりの民家移築に住まう。

『新建ハウジング』記事1 『新建ハウジング』記事2

『新建ハウジング』(平成10年7月)記事
@ 描いた幸せが一転 地獄に日々に
心身異変の原因に気付く


初めてのリフォームでウツ気分と無気力さが
もう12年も前にさかのぼるが、自宅を大掛かりにリフォームし、床下に白蟻駆除を施した。その直後から、私は微熱が数ヶ月続き、動悸がひどく、呼吸困難、頑固な不眠、強いウツ状態、その他書き切れない程の身体の不調が始まった。文字通り、頭の先から足の先まで様々な症状である。

病院に駆け込んだものの近隣の病院では、全ての科に回され異常なし。転々と病院を変えても、結果はどこでも「精神的なストレスではないか」との事だった。

実際に症状の中で一番苦しかったのが、のめり込みそうなウツ気分と、無気力さである。汚し盛りの男の子が2人いるということは、毎日がドロ汚れとの格闘であるのに、気力が湧いてこない。リフォームによって、絵に描いたような幸せが手に入るはずだったのに…。

当時の私は、子どもの頃から憧れていた建築家のように、自分で設計をし、ショールームを回り、工事中の大工さんに付きまとって、工事もおもしろがったものである。ドロンコの子どもたちをジャガイモのように洗えるお風呂場も出来た。明るいキッチンも実現した。新しい改装とともに、全てが新しく始まるはずであった。

期待で始まった生活のどこに、こんな体の異常や、精神的ストレスを引き起こす原因を見つければ良いのか。どこの診療科でも精神的受診を勧められたが、結果はウツ病ではなく、ウツ状態との診断。この頃には病状はさらに進み、心臓や呼吸の苦しさで家で寝込むことが多くなっていた。


A 建材に様々な化学物質が使われているらしい
不気味な予感に立ちすくむ


◇すさんだ状況で発作的に自殺未遂
幼い子どものいる家庭は、すさんだ状況となった。ある晩でのこと、暗がりで夕食代わりの菓子パンを頬張っている子どもたちを見ていると、あまりに自分が情けなく「母親の資格などない」と、衝動的にナイフを自分の手首の当てた。ハッと我に返ったときには、既に死への誘惑は抗し難く、とっさに119番を回した。

「自殺しそうなの。すぐに救急車をよこして私を止めて欲しい」。

救いを求めた。その時の119番の対応は、今でも忘れない。「手首を切ったのですか?」「いいえ、切りそうなの助けて!」。「切っていないのに救急車は出せません」。予想外の答えに私は茫然自失となった。全ての気力がなえてゆき、その場に座り込んでしまった。

大学病院ならばとの思いで、一からの検査の日々が始まった。遠距離なので自宅を離れ留守にする日々が続いて数ヶ月。不思議なことに、少しずつ症状がおさまっていった。しかし、体力の回復と同時に別の体の異常に気付きはじめた。"臭い"にかなり敏感になり始めていたのである。


◇新築ホテルでビニールクロスに襲われる
しばらくぶりに使った香水で激しい頭痛が起き、新たに買った香水に替えても、同様だった。スーパーで買う食品には全て化学物質の臭いを感じ取り、頭では食べ物と認識しているのに体は「薬品だ」と言う。食べ物の味よりも先に、使われている化学物質のほうを、まず体は感じ取ってしまう。外食をとった直後に、気分や情緒が不安定となる。化学肥料・農薬・香料を使っていないもので調理すると、やっと体が受け入れてくれる。

新築のホテルに入るなり、ビニールクロスの臭いが襲いかかってきたことがある。頭痛、涙、くしゃみ、鼻水が止まらなくなり、一晩中苦しみ続け、思い余って翌朝、旧館の宿泊室へ移ると、ピタリと症状が治まった。他の宿泊客にも私の家族にも、何事も起こらなかったのに、体は「ガス室だった」と訴えるのだ。


◇白蟻駆除剤の被害者を知る
この頃、反農薬東京グループの集会で、白蟻駆除剤の深刻な被害者と知り合った。1家4人が入院し、赤ちゃんが生死の境をさまよったというのだ。私は様々な農薬反対運動をしていたのに、白蟻駆除剤が農薬なのだと、初めて気がついた。後になって、有機リン研究の第1人者、北里医大の石川哲先生に、農薬は口からとるより、呼吸からとるほうが、ずっと恐ろしいことと伺った。

食物に付いて入ってくる農薬は、肝臓、腎臓などの解毒器官を通るが、大気中の農薬を吸い込むと、解毒器官を経ずに血液から直接脳に行く可能性がある。どんな大食漢でも食物なら1日2〜3kgの摂取量だが、空気は1日その10倍もの量を呼吸によってとりいれる。赤ちゃんや幼児は呼吸の回数が大人より多い。空気を汚染することが、いかに恐ろしいことかと思う。

かつて感じた、不気味な経験を思い出した。白蟻駆除剤を撒いた後、数年間ゴキブリが全く現れなかったことである。最初はそれを喜んでいた。しかし、近隣で撒いた数件も同様だったため、「ゴキブリ退治にうちも白蟻駆除剤を撒こうかしら」と隣家の人が言うのを聞いて、思わずゾッとした。

ちょうどこの頃、転居と新築の計画が我が家に持ち上がり、「無農薬の家づくり」を決意した。大阪大学の植村振作先生の「建材には様々な化学物質が使われているらしい」の一言が、不気味な予感を駆り立て、その地に立ちすくませた。
『新建ハウジング』記事より


私を襲った薬害
 − ハウスキーパー 代表 島津 正氣 −

◇『知らない』ということの恐ろしさをイヤというほど知らされました。
手芸業界を28才で去り、29才より、消毒業界に席を置く。3社で20年間、防蟻施工に従事する。
その間、急性肝炎と胆のう炎を3回、罹病するものの、原因は定かではない。

防蟻剤は適量を遵守していれば、別に問題はないと思っていた。薬剤メーカーのパンフレット、資料、また、農林系大学教授たちのお墨付きも信じていた。

身体も別に異常を感ずることもなく、歳月が流れた。しかし、11年目にそれは突然にやってきた。
私の化学物質への許容量がついに限界に達したのだ。

それは、怒涛の如く、自身の身体を苛いんだ。
云く、何とも表現の仕様の無き体調の悪さなのである。

動悸、悪夢、自律神経失調症に似た症状と言うか不定愁訴、パニック症候群…。化学物質過敏症の初期段階であったかと思う。

ヘビースモーカーの私が一本も吸えなくなり、パンは胸焼けがするし、好きなコーヒーも気分を悪くし、不安やイラつきが頻繁に起こるようになった。北里大学の石川哲先生(ドクター)より、ミネラルを意識して多く摂取するようにと、また、中和剤もあるが出来得る限り服用しないようにともアドバイスを受ける。
いまだ、後遺症を抱えている状態でもあります。

『化学物質、防蟻剤の怖さ、恐ろしさは、本当にはまだまだ世に知られていない』

被害者になって初めて自身が加害者である事を知り、被害者になって初めて薬剤(農薬系)の怖さを知りました。

”低毒性の薬剤です!!””天然素材です(天然素材も入っている)!!”の言葉に注意してください。
※ 低毒性ということは農薬(化学物質)も入っているという事です。
※ 天然素材が入っていると言う事で農薬が入っていない印象を与える。
※ 天然素材では安価な施工料金では、絶対にと言ってよい程、不可能です。
  さもなければ、附帯工事名目で、別料金を加算されるかも知れません。
※ 天然素材(限りなく現段階で負荷のかからぬ施工)だけで、全施工をしている業者は東京及び近郊では、弊社他、何社もないはずです。

◎施工料金だけで判断なさると いずれ農薬の混入した薬剤は限りなく負荷を背負ってやって来る はずです。良き判断をなさって下さい。


ヒバ油の成分って何?

◇人と住まいにやさしい天然ヒバ油
日本の風土に建つ木造の“ここちよさ”を原点に考えて、ヒバの効用は無視できません。古来、ヒバはクリ、ヒノキに並んで腐りにくい床下の耐久材として重用されてきましたが、床下環境の保全に無類の効力を備えていることは、あまり知られませんでした。現在ではヒバの効用は見直され、床上の台所用品や化粧品などにも汎用されています。
私たちハウスキーパーはこのヒバから蒸留される優れた天然素材をシロアリの駆除に応用しています。


◇ヒバ油中には、多種多様の活性物質が100種類以上含有されています。
★ 抗菌・抗カビ性のあるヒノキチオール、β-ドラブリン
  (他にカルバクロール、ロジン酸にも活性がある)
★ 防虫性のあるシトローネール
★ 殺蟻性のあるトリメチルナフタレン
★ 種々の香料
★ マルチ的生理活性を有するテルペン類

他、100種類以上


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